こんにちは。
四国の田舎町で不妊治療と向き合う、小梅です。
今月、2回目の採卵手術を受けました。
ありがたいことに、
今回は良好胚を含む4個の凍結胚を残すことができました!
今は、この子たちの移植を待っているところです。
採卵前、私たち夫婦はひとつの決断をしていました。
それは、
採卵はこれが最後。
凍結胚の数にかかわらず、
「体外受精を卒業しよう」
ということです。
もちろん、簡単に出した答えではありません。
自分自身に問いかけ続け、
夫婦で話し合った末の結論です。
今日は、その理由を正直に書いてみようと思います。
理由① 夫婦の年齢と、子どもの将来への責任

今年、私は40歳になります。
そして、主人は既に50代です。
親の年齢が上がるほど、子どもの障害リスクが高くなる、
という話を耳にしたことがある方も多いと思います。
ダウン症や自閉症などは、
親の年齢との関連が指摘されていますよね。
もし、妊娠できたら
出生前検査など受けられる検査は全て受けようと思っています。
ですが、現実には検査ではわからない障害もたくさんあります。
もし、第二子に障害があったら?
将来、私たちが高齢になった時、
息子(第一子)に負担を背負わせてしまうのではないか?
そんなことを深く考えるようになりました。
我が家は夫婦ともに実家が遠方で、
日常的な支援をお願いできる身内は一人もいません。
主人も頻繁に県外へ出張に出る仕事をしています。
障害のある子を育てることになれば、
私が付きっきりでお世話をすることは確定しています。
そうした人生を想像した時、
体力が落ちてくる40代でどこまで対応できるか?
息子に迷惑をかけるのではないか?
こうした不安がつきまとうようになりました。
「気にしすぎ」
「障害のある子に冷たいのでは?」
そんなふうに思われるかもしれません。
ですが、人それぞれ置かれている状況は違います。
親の責任として、私はこの不安を放置したくありませんでした。
理由② 治療ファーストの生活を続けることに疲れた

初めての採卵では思うような結果が出ませんでした。
関連記事:【初めての採卵結果】13個採卵から2個凍結へ|衝撃を受けた「卵子の90日の法則」
そこで、私は自分なりにできることをやろうと決めました。
- 体重管理
- 食事管理
- 運動
- 禁酒
- サプリメント
- 子宮内フローラ検査
その努力の結果なのかはわかりませんが、
今月受けた2回目の採卵では、
良好胚を含む4個の凍結胚を残せました。
私はこの結果にとても満足しています。
一方で、正直な気持ちを書くと、
こうした努力は楽ではありません。
不妊治療は夫婦の問題なのに、
自分だけが食べたいものを我慢する腹立たしさ、
運動してカロリー消費しなければ!という焦り、
ストレスで爆食いしてしまった時の罪悪感、
家族や友人の集まりでお酒を断らなくてはいけない虚しさ。
「子どもが欲しいなら仕方ないでしょ」
そう言われたらそれまでなのですが…
この生活を年単位でキープするとなると話は別です。
我慢し続ける生活は心にも負担がかかります。
長くは続けていけないと感じてしまいました。
理由③ 本心は今の家族の形に満足している

もともと、私自身が第二子を望んでいたのは、
第一子を出産してすぐの32〜33歳頃でした。
ところが、コロナ禍に突入し第二子妊活を断念。
主人の希望で不妊治療を始めたのが37歳の時でした。
関連記事:39歳、第二子を望むことへの葛藤|私が不妊治療を始めた本当の理由
正直に言うと…、
私は今も
「絶対に第二子が欲しい!」
という強い気持ちにはなれていません。
そして、
体外受精を経験していくなかで、3人家族の形が私のなかでしっくりきていることに気づいてしまいました。
- 息子一人に愛情をたっぷり注いであげられる
- お金をかけて様々な経験をさせてあげられる
- 主人とも夫婦の時間がとれて仲良く過ごせている
今の生活に不満はなく、
むしろ少し余裕があって幸せです。
主人からの一言がきっかけに

幸せなら、もうこのままの形でもいいんじゃない?
そんなことを思っていたタイミングで、
主人にこう言われたのです。
「治療で大変なのは小梅だから、嫌だと思うならもう無理に続けなくていいよ?」
緊張の糸が切れたように、
自然と涙がこぼれました。
「私が治療の辛さを口に出していたからかもしれない」
「主人の願い(第二子)を叶えてあげたい気持ちはあるのに」
自分の不甲斐なさや申し訳なさ、
それとは正反対の解放されるという喜び…。
複雑な感情に飲み込まれました。
主人の一言がきっかけとなり、
お互い真剣に話し合った末、
「体外受精を卒業しよう」
という結論に至ったのです。
覚悟をもち、夫婦で前向きな卒業へ

卒業を決めたからといって、
全てを諦めるわけではありません。
私たちには4個の凍結胚が待っています。
最初の移植で妊娠できるかもしれませんし、
4回すべて挑戦してもご縁がないかもしれません。
ふとしたタイミングで
自然妊娠する可能性だってゼロではありません。
そして、
授かったとしても
障害や病気をもっていることも十分ありえます。
どんな結果でも、夫婦で話し合って対応する。
その覚悟だけは持っておこうと互いに約束しました。
まずは、4個の小さな命を信じて。
親としての責任感を再共有し、
9月の移植の日を前向きな気持ちで待っています。
今日のひとこと
英:Every ending is a new beginning.
(すべての終わりは、新しい始まり)
仏:Chaque fin est un nouveau départ.
(すべての終わりは、新しい出発)
※最後までお読みいただきありがとうございました。記事の内容は、あくまでも私個人の体験談です。治療内容など、医療に関することは必ず医師の指示に従ってください。この記事は、私の体験をよりわかりやすくお伝えするために、AIの支援を受けて構成・作成しています。

